12月15日(水)
福浦へ
朝の気温は2度。西湘バイパスから見る海は雲海のようにモヤがかかっていた。冷え込んだ朝に海水温が高いとドライアイスを流し込んだような海に朝日が昇って幻想的な風景になる。
UGOに寄ってロクハンのカブリを受け取りに立ち寄り。 福浦港の入り口では監視員が数人立っていて、港で大掛かりなCM撮影があるとかで制限がかかっていて、ダイビングショップに予約を入れていると伝えて通過。港前の道路も撮影機材やらライトやらで狭くなっていて1台しか通過できない。みなと食堂は貸し切りになっていて漁港の施設も貸し切りになっているので通行する車は少ない。
この日のダイバーは私と旦那のほかにはショップさんの2人の4人だけだった。
海はベタ凪で透明度も良好というので、1本目は水面移動で遠泳して沖へ。
オオウチワのあった大岩を超えてV字谷の方に向かい、カメの寝床の岩へ行ったけど残念ながらカメさんは留守だった。
しかし群れがすごいし透明度は15m以上は抜けていて水の色も青く水面移動をしていても地形がクッキリ見えていた。なかなかないクリアなコンディションだった。

1本目で見られた生物は、ネンブツダイ大群、スズメダイ大群、アミメハギ、ミツボシクロスズメ、クマノミ、トゲチョウチョウウオ、オハグロベラのバトル、大きなヤドカリ、キイロハギ

透明度がすごくいいので、1本の予定だったが2本目もエントリー。
手前のエリアもシラスの大群がすごくて銀色の雲のようにあたりを埋め尽くしていた。しかも泳ぐとついてきて移動しているようだった。シロブチハタの小さいのと大きいのがロープ沿いにいて小さい子も育ってきているようだ。
右手のゴロタから砂地に出ると先のほうに大きな白っぽいのが浮いているので、最初はレジ袋かな?と思って(レジ袋なら拾って帰ろうかと)近寄ったらバケツくらいの大きさのクラゲだった。きれいなクラゲでフワフワと浮遊していた。逃げない生物なのでしばらく撮影。ワイドが撮れるズームレンズにしてよかった。
砂地でヒラタエイを撮った後、イソギンチャク畑先のゴロタと砂地の境目あたりで緑色のカイメンが広がる岩の上に綺麗な赤い花のようなキリンミノカサゴを発見。収穫だった。近くにはミゾレチョウチョウウオもいた。

2本目で見られた生物は、シラス大群、シロブチハタ大小、アワサンゴ、コケギンポ、キンチャクダイ幼魚、イボクラゲ、スミゾメミノウミウシ、カンモンハタ、オニオコゼ、ムラサキハナギンチャク、ヒラタエイ、カレイ、ミノカサゴ、ミゾレチョウチョウウオ、キリンミノカサゴ、トゲチョウチョウウオ

アフターダイブは早川のイタリアン、ポルト・イル・キャンティでランチ。水曜日の13時半だったがけっこうお客さんが来ていた。

Canon EOS Kiss X6i + Canon EF-S 18-55mm F3.5-5.6IS
INON S2000 2灯 ライトfix neo1200
f11 ss1/200 ISO-800

Dive No.1251:
12/15 福浦・沖
潜水時間53分 開始時09:03 浮上09:56 Max18.6m Avg8.1m
水温15.8度 気温11度 透明度15m 残圧(180→)80 ウエイト3kg(ロクハン・スチール10L)

Dive No.1252:
12/15 福浦・ロープ沿い
潜水時間58分 開始時10:39 浮上11:37 Max12.9m Avg8.2m
水温16.2度 気温12度 透明度15m 残圧(180→)80 ウエイト3kg(ロクハン・スチール10L)