7月15日(水)
4時起きで羽田空港の駐車場へ。
06:55発の直行便で宮古島へ出発。1日目は宮古島でレンタカーを借りて観光。
海沿い、通り池も波が高く崖の上まで波がかかってくるくらい。ちょっと明日の海況が心配。
そのあとホテルで機材やカメラの準備をして就寝。
7月16日(木)
伊良部島のダイビングショップ・島海空で港へ8時半集合。
海況はしけていて揺れるとの事。予報の波高は2.5m。台風にならなかった熱帯低気圧の影響のよう。
伊豆だとクローズドかな。船は大揺れです。。
ゲストは旦那と私のほかに若い夫婦が1組。OWとりたてとのこと。
なので2チームに分かれてエントリー。浅めの地形ポイント。
1本目はスネークホール ハナダイの根へ。
バックロールでエントリー。
イスズミの群れがたくさん。地味だけどもたくさんいました。
逃げないアカククリの成魚がホンソメワケベラにクリーニングしてもらっていました。
スネークホールの洞窟の中にはオニハタタテダイやアカマツカサの群れ。
そしてホールの中で浮上して顔を出すことができます。うねりで水位があがったり下がったり。水位が下がると洞窟内が陰圧になって耳がパリっていいました。周りではドライアイスみたいに霧が発生しては消え、幻想的な空間です。
入り口から入ってくる光で青の洞窟みたいにブルーのライトアップがきれいでした。
ハナダイの根にはハナダイやパープルビューティーが花びらみたいに群れていてとてもきれい。
ハナダイに混ざっているホンソメワケベラが我々ダイバーもクリーニングの対象にしてしつこくつついてきます。
クチビル噛まれるとマジ痛かったです。払っても払ってもヤブカのように寄ってきました。
大物ではネブリブカが通り過ぎた後、大きなタイマイが!
私の大好きなウミガメに会えたのでテンションあがって追いかけて撮らせてもらいました。カメさん、泳ぎだすと速くてたいへん。
1本目で見られた生物は、イスズミの群れ、アカヒメジ、アカククリ2匹、オニハタタテダイ、ハタタテハゼのコロニー、ハナダイ、パープルビューティー、イソマグロ、赤いハタ、タイマイ、ツユベラ幼魚、チョウチョウウオ多数、ネムリブカ
休憩のあと、2本目はクロスホールへ。海は波ウネリでバッシャバシャです。
洞窟に行く前に、ラーメンみたいなイソギンチャクにアカホシカクレエビがたくさんいて、ダイバーの手にものってきます。きれいなパープルのシマシマ模様のハサミ。
上のほう、少し離れたところを大きなナポレオンが悠々と泳いでいました。
クロスホールはやはり地形のポイントで洞窟の上部がX字に穴があいています。そこから差し込む光を下から見ると光のシャワーがきれいなポイント。
中にはハタンポが玉になっていてライトがあたるとキラキラきれいでした。
ホールの上の海底からはダイバーのエアが細かい気泡になって地面から湧き上がっていました。
地形がダイナミックで絵になるのだけど底揺れがすごくて舞い上がっているのがざんねん。海況よかったらクリアだったと思います。
波ウネリが強くエキジットのハシゴを上るのも大変だったので3本の予定でしたが2本で終了して港へ。
2本目で見られた生物は、ツノダシ、アカホシカクレエビたくさん、アカマツカサ、ハタンポ群れ、アカヒメジ、ノコギリダイ、ヘラヤガラ、ベラ、チョウチョウウオ、ナポレオン
7月17日(金)
池間島のダイビングショップ カルトマリーヌへ9時集合。
ゲストは旦那と私の他に男性がふたり。
今日も波ウネリは高く行けるポイントは限られるとの事。
八重干瀬へ向けて出港。空は鉛色だけど、まだ雨は降ってはいませんでした。
ボートは大きくて快適。船尾のハシゴで水中へ降りていきます。
水深20mくらいでも夜のように暗く、晴れだったらたくさんのサンゴがさぞ綺麗であったろうと思いました。
すぐにハナミノカサゴが2匹、サンゴの間にいました。
しかし底揺れがすごくてとまっていられない、、カメラ持ったまま左右にゆさゆさして写真を撮るのがたいへんです。
中層にはスカシテンジクダイが星空みたいにびっしり群れていて壮観でした。水の色が明るかったら、、
エダサンゴの上にはデバスズメダイもたくさんついていてメタリックな水色がきれいでした。
サンゴ礁の水深が3mくらいなので安全停止しなくても消えてはいましたが、浮上してみると海はオオシケになっていて、目の前の浅瀬に同時に3本、太い稲光が低い雲から海面に突き刺さり体に響く轟音。。船長に船には落ちないのかと聞いたらば、落ちるそう。落ちると航行不能になるんだそう。悪天候で港へ帰港。
海面は0mでまったいらで出っ張ってるのはボートだけだもの。濡れた体で乗っていて雷落ちたら死んじゃう?港に着くまでビクビクでした。心臓バクバク。。滝のような雨に水面も真っ白で大きな池間大橋もよく見えない。帰りに通行できるのかも心配でした。
3本の予定だったけどこの海況ではしかたなく、雷雨で道路も冠水してあちこち池みたいになっていました。天気と海況のいいときに再来したいサンゴの群生ではありました。
見られた生物は、ハナミノカサゴ、スカシテンジクダイの大群、ハナキンチャクフグ、ツノダシ、ノコギリダイ、デバスズメダイ、ハナダイ
7月18日(土)
観光してからレンタカーを返して那覇経由で羽田空港へ。
Canon EOS Kiss X6i + Canon EF-S 18-55mm F3.5-5.6IS
INON S2000 2灯 ライトfix neo1200
f11 ss1/160 ISO-400
Dive No.1152:
07/16 宮古島・イラブ島 スネークホール/ハナダイの根
潜水時間54分 開始時09:31 浮上10:25 Max21.0m Avg10.4m
水温29度 気温32度 透明度20m 残圧(200→)90 ウエイト1kg(5mmワンピース・スチール10L)
Dive No.1153:
07/16 宮古島・イラブ島 クロスホール
潜水時間47分 開始時11:27 浮上12:14 Max25.0m Avg13.9m
水温29度 気温32度 透明度20m 残圧(200→)100 ウエイト1kg(5mmワンピース・スチール10L)
Dive No.1154:
07/17 宮古島・八重干瀬 フタツ根西
潜水時間44分 開始時10:06 浮上10:50 Max22.1m Avg8.4m
水温29度 気温32度 透明度20m 残圧(180→)100 ウエイト1kg(5mmワンピース・スチール10L)