前日、河津さんの送別会で、本日は河津さんの福浦ラストダイブです。
河津さん先頭に、大島さん、アリーさん、鈴木さん、上田さん、旦那と私。吉井さんは離島からの機材の到着が間に合わず来れなくてざんねん。
強風注意報が出ていて海面はバシャついていましたが、沖の壁をめざして水面移動で遠泳。
20mmワイドレンズを装着した一番レフは波があるので置いていき、代わりにTG-4とライトでの撮影です。
二日酔いと波で潜行地点に着くまで気持ち悪かったのだけど、イソギンチャク畑の根がクッキリ見えて、パラオみたいにクラゲがたくさん舞っているのが綺麗で、はじめて見る風景でした。本日で福浦335本目です。綺麗な景色で気持ち悪いのはふっとびました。

沖の小島のオオウチワ~エリアエンドの壁は、ダイナミックな地形と大物ポイントちっくにビッシリ川のように流れるキビナゴの群れが圧巻でした。透明度は20mくらい、そそり立つ壁が遠くからでもクッキリ見えて、キビナゴの銀幕が横切ると向こう側が見えないくらいでした。
河津さんのラストダイブは青く抜けた海にうずまいていくキビナゴの群れ、ウミガメとネコザメと地形のパノラマでした。
毎年、初潜りに海の神様にお神酒と祈念してから水にはいる河津さんだからこそのフィナーレだったと思います。
私も海への感謝の気持ちは忘れないようにしなければと思いました。

私は2本目は水温が15度と前回より2度あがったので寒さ的にはOKだったけど波バシャバシャが苦手だったので(エキジットでころがりそう)1本で終了して、2本目ふたたび沖まで行った河津さんたちを待ちました。
福浦はラストですが、またどこかの海での再会を楽しみにしたいと思います。

見られた生物は、ウミガメ、ネコザメ、たくさんのクラゲ、サルパ、キビナゴ大群、スズメダイ群れ、ビシャモンエビ、イボイソバナガニ、ベニキヌヅツミガイ、イバラカンザシ

Stylus TG-4 Tough

2/4 沖の壁
潜水時間50分 開始時9:52 浮上10:42 Max19.0m Avg10.5m
水温15度 気温4度 透明度15-20m 残圧(180→)80 ウエイト5kg(ロクハン・スチール10L)